今どき喫茶店とは言わないのかな?
カフェ?コーヒーショップ?
いつも行くここは喫茶店と呼ぶ方が相応しい。
平均顧客年齢70歳以上の常連だらけ(笑)
皆マスターと親しげに会話をしている人ばかりだ。
団地の奥まった路地の半分シャッターが閉まった中にひっそりとある。
もういろいろなものがごちゃごちゃとあり、何十年も整頓していない店内。
古いレジスターでお支払いは当然現金のみだ。
時たま店内でタバコを吸う人がいる。昔は普通だったが今時そんな喫茶店ないね。
壁や天井はヤニなどで黒ずんでいる。
そして店内のBGMはレコードだ。LPレコードが山のように積んである。
常連おばあさんたちの絵が一面に飾られている。
これが案外素晴らしい出来で、思わず見とれてしまうほどだ。
開店から閉店まで頼める500円ワンコインのモーニングセット。
こんな普通のトースト、フルーツ、きゅうり、ゆで卵だけど、やっぱり今時の大手チェーン店よりコーヒーは断然旨い。
食べ終わったら単行本を取り出し、老眼鏡をかけ、ゆっくり読書タイムだ。
今日はサイモンとガーファンクルのレコードがかかっている。
スカボローフェアだとかボクサーのBGMが懐かしく、とても心地よい。
まさに癒しの空間だ。
それにしても猛暑、ワクチン接種、長雨、いろいろ続き、あれほど乗っていた自転車もほとんど乗っていないので運動不足で身体も弱ってしまっている。
こんな癒しの空間でゆったりくつろぐのは10年後でもいいかもしれない。
その時は、やっとこの喫茶店の常連客の年齢になっているだろう。
今いるマスターも客も全員いなくなってるかもしれないけど~~~(^^;)