もうミンミンとやかましいなぁ~
セミの声に暑さが絡まりつき、汗ダクで冷蔵庫から冷えた麦茶を出して喉を鳴らして一気飲み。さらに汗が噴き出してくる。
と思ったいたら、自転車の下に二匹のセミがひっくりかえって死んでいた。
歩いていたら道にも!あ、あそこにも! あららもう息絶えちゃったんだ・・・・
そう考えるとやかましいのもほんの一瞬なんだなぁ~って物悲しくもある。
ミンミン煩いが、日本の夏にセミの音が無いのはやっぱりしっくりしない。
先日山奥の温泉宿で1年間インターンで職業体験しているベトナム人のジャンちゃんに梨を送ってあげたけど、梨って日本人にとっては一年に夏だけしか食べれない果物で、幸水の後に豊水が出てくるともうすぐ秋になることを察しなんとなく物悲しくなる。
そういうセンシティブでビミョーな日本人感覚を知ってほしいと旬の果物を送ってあげたんだけど、果たして理解してもらえるだろうか?(^^;)
これでも一応日本語教師の端くれとして、言語だけではなく、季節や旬を大切にする日本人の心や気持ちについても教えたいと努力しているのだが・・・・・
なんていっても一年中スイカ食べてる国なんだから、スイカ見て旬なんて言われてもピンとこないよねぇ~(笑)
なかなか異文化理解とは難しいテーマなのです。
桜や紅葉、雪などは東南アジアの皆さんの大好物なんだけど、ただ桜きれい~とか紅葉きれい~とか雪だ~~って喜ぶ感覚はちょっと違う。
日本人が感じる桜は長い冬が終わって春が来た喜びで桜の開花に心が躍るのだ。紅葉も暑い夏が終わりいよいよ厳しい冬が来るという季節の変わり目を感じながら憂う気持ちがある。いずれにしても繊細なのである。
まだまだ残暑は続くだろうけど、そんな中でもセミの亡骸がたくさん転がっているのを見て、秋がヒタヒタと近づいてきている予感がする。
そろそろトンボのお出ましか・・・・
なんか歳食うの早すぎないかい・・・・・(^^;)