るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

クソ坊主たち、世にはばかる・・・・

知り合いのお母さんが亡くなった。

90歳だった。

 

ある寺に代々の墓があり、檀家であるためその寺の住職に葬式やら様々な手筈を依頼した。

 

戒名を付けるのに最低70万円と言われた。

はっきりいって、現代の言い方では「ぼったくり」以外の何物でもない。

 

戒名を付けるのに、どうして70万円なのか説明してみろ?できないだろ!

 

それ以外にも古い仏壇を捨てるのに、魂を抜かなきゃいけないからいくらとか、まあ訳わからないことでいろいろお金がかかる。

魂を抜く?って何するの? その行為でかかるお金ってどういうものなの?

 

我が家はいまはそういう檀家に帰属してないから関係ないのだが檀家って大変だ。

寺の修繕が必要だのなんだの高額なお布施を要求されたりもするんだって。

 

もうお金ないからその寺と縁を切りたいと言えば、墓を処分し整地するのに100万円かかると言われたらしい。

他の業者で60万円でできるところを見つけてきても、うちはもともと決まっている業者でしかないとできないと突っぱねられる。

 

いまだにこんな商売が堂々と存在するのも呆れてものが言えない。

 

人が死んだら金が降ってくる・・・・こんな坊主はっきりいって現代に必要なのか?

 

信じられないかもしれないけど、日本以上に信仰心が高い仏教国のタイ人には、なんと墓はない。

日本は大乗仏教、タイは上座部仏教と同じ仏教でもその考え方に違いはあるにせよ、タイは亡くなった人のお骨を海や川に散骨するのが一般的である。

 

やれお布施だ!やれ戒名に70万出せ!など面の皮がつっぱった坊主がいる日本の仏教はもう無くなってもいいとオレは思う。

散骨で十分だ。だって写真だとかビデオだとかいろいろなもので故人を慕うこともできるし、そんなバカ寺がなくても十分供養はできる。

 

宗教法人はいっさい税金も払わないし、坊主丸儲けとはよく言ったものだ!!

 

もちろん寺にとって檀家がいなければ収入源が無くなってしまうわけだから、金の生る木をおいそれと手放したくないだろう。

 

しかしこの昨今、実質的な有効な価値もない寺にそんなに金を払えるほど庶民は裕福ではないのである。

 

先祖代々と言われるとちょっと申し訳なく、しぶしぶ苦しい思いをして檀家を続けている人もおられるかもしれないが、いくらなんでももうこういう金の取り方はダメだろう。ヤ〇ザと変わらない!

 

もうすぐお盆だ。

供養をするのはあくまでもその人の故人への気持ちである。

オレも本気で墓なんていらないんじゃないか?って思っている。