古いフィルムカメラとレンズを分解して勉強するために仕入れた大量のジャンクカメラ。
それらの古いカメラの中の2台になんとフィルムが入っていた!
いつ?誰が?どこで?どういう写真を撮ったのかもわからないから、捨てちゃおうかな~って思ったのだけど、なんだか現像してみたくなった。
そして昨日フィルムを近くのカメラ屋に出しに行ってさっき取りに行ってきた。
同い年くらいかちょっと年上のご主人が出迎えてくれた。
ネガを肉眼で見ても何も写ってないように見えるけど、特殊な方法でなんとか見えるようにしてみたよだって(^_^)v
さすがプロ(^_^)v
確かにネガ見てもさっぱりわからない(^_^;)
もう1本はなんとか写ってるけど、かなりカビで痛んでるね~って......
現像機のメンテや廃液の処理もあり、正直もうやめたいんだけど~ってご主人。
フィルム現像なんてやっぱり誰も持ってこないですか?って聞いたら、昔からのお得意様の80代の年配者と最近は若い女の子がフィルム持ってくるよ~だって!
やっぱり~~
ウワサは本当なんだね(笑)
感性豊かな若い女の子たちよ!
もっと流行らせてください~~~~~
カメラ屋さんのフィルム現像が絶滅しちゃいます~(^_^;)
さておまちかねの2本のタイムマシン
一本目
写っていたのは5枚だけ。そのうちの一枚がこれ。
他の写真からわかったことは、この写真は2002年に撮影されたもので、この子は小学校3年生。現在は28歳くらいか?うちの次男と同じくらいだ!
てことは撮ったのはお父さんかお母さん?オレと同世代かな?(^^)v
場所は奈良県橿原市のこども科学館。なにかで表彰された息子をパチリと写真を撮ったんだと思う。
なぜこのフィルムが19年間もカメラの中の暗闇に潜んでいて、なぜオレの手元に来たのかは謎だけど、なんか不思議な気持ちになった。
たった5枚の写真の中に19年前の情景をこのタイムマシンは運んできた。
さて2本目のタイムマシン
時期は不明だ。
動物園の尾長サル 写真が切れて見えないけど6.6.19うまれと映っている。
もしや?と思ってネガフィルムを拡大鏡で見て見たら1986年だった。
ネガにはもう少しワイドに写っているもんだからね(^^)v
1986年だと35年前。
しかしおサルさんはかなり長生きらしい。(20歳くらい生きるんだと~)
5歳なら30年前、20歳なら15年前。
いずれにしてもこのフィルムも相当昔のものであることには違いない。
ゴールデンウイークにでもご家族でつつじ祭りに来たのかな??
レッサーパンダは西山動物園にいて有名らしい。場所は間違いないね。
その時、どなたかがこのカメラを首からぶら下げていたのだ・・・・・
そして流れ流れ偶然ジャンクカメラを買ったオレの手元に来て、浦島太郎のように玉手箱を開けてみたらこの写真が現れた。
うまく伝えられないけどなんだか不思議な気持ちだ。
よく考えたらフィルムってほんとすごいんだね!
電気もなく物理的に記録して何十年も保存できるんだから!
このお写真に心当たりがある方がいらっしゃいましたら、お返し致しますのでお申し出ください・・・・(^^;)
やっぱりパトローネの中は夢のタイムマシンだ!