分解して研究するため古い昔のフィルムカメラとレンズのジャンクを大量に仕入れた。
とりあえず一つ一つの状態を確認するために点検する。
フイルム送りレバーを引いてシャッターを切る。バルブから高速までシャッターの調子を見る。セルフタイマーが生きているか確認する・・・・
とりあえずすべて動くものと壊れているものに分ける。
どうせ最初は分解しても壊してしまうので、最初は一番ボロいものを分解して構造を勉強するためだ。
フイルム巻上げレバーを巻くと、なんと反対側のフイルム巻き戻しレバーが動いた!!!
げーーーーー!
フイルムが入っている!!???
底のストッパー解除ボタンを押し、巻き戻しレバーを巻いた。
しばらくしてテンションが軽くなったので蓋を開けた!
やっぱりフィルムが入っていた・・・・(^^;)
ぜんぶでなんと二台のカメラにフィルムが入ったままであった。
正直、これらのカメラはいつまで現役で使われていたのかは定かではないが、少なくても50年以上前のカメラだ。
デジカメが取って代わってから20年ちかく時が経っている。
いったい誰が?いつ?どこで?何を撮ったフィルムなんだろう・・・・・
普通自分のカメラを処分するんだったら、必ず中のフィルムは抜くよね(^^;)
例えば持ち主が亡くなって、不用品処分に出されたカメラだったのか・・・・
フィルムは生き物だ。長い間カメラの中に入ってたフィルムは現像しても真っ白かもしれない・・・・
でも気になるって言えば気になるし・・・・
今日さっき、その2本を駅前のカメラ屋に出しに行った。
理由を言ってとりあえず現像のみしてもらい、何か写ってたらCDに保存してもらうという約束で。
明日には出来上がるとのことだ。
いったいこのタイムマシーンには何が写っているんだろう・・・・・
怖くもあり、楽しみでもあり・・・・・