あくまでも個人的な意見だが、自転車のパーツの中でサドルは一番進化していないパーツじゃないかと思う。
サドルはペダルを回すためお尻を置く場所である。
従って、レースなどのポジションとママチャリなどのポジションではまったく違うため、それぞれの乗り方や好みによってぜんぜん評価が異なるのも当然なのだ。
お恥ずかしながらサドルは相当な数持っている・・・(^^;)
6台の自転車についているサドル以外に、まだまだ6、7個あるんじゃないかな(^^;)
もちろん増えた原因は、より快適なサドルを求め続けた結果ではあるが、意外に高くないのでついつい買ってしまうというのもある。
2千円台くらいからけっこうあるので、ついつい手を出してしまうのだ。
貧乏人の銭なんとやらと思われてしまうが、それでも中には大ヒットしたサドルもあるので試行錯誤の勉強代だと思っている。
しかし気が付いたら、所有する6台の自転車についているサドルはそのうちの3台が革サドルになっている!
ブルックスのサドル。オレにはかなり高い買い物だったが一生ものと思って購入した。
このブルックスは最初から革が柔らかく、慣らしをしなくてもそれほどケツが痛いことはなかった。慣らし後はもう天国じゃないかな(^^)v
ネットで買ったノーブランドの安物革サドル。これは大当たりで一番ケツが痛くない秀逸なサドルで現在JAMISくんに付けている。
サイドがやや開き気味だったので、穴を開けて紐で縛って開きを止めている。
さらに今回セライタリアの革サドルEPOCAというツーリング用のサドルを購入した。
色がクリームでなんかおしゃれだな~と思ったらついポチっと~(^^;)(^^;)
現在サイドをもうちょっと絞りたいので矯正中だが、なかなかいい革サドルだと思う。
とにかく革は馴染むと圧倒的にいい。一日中何日も連続で自転車に乗っていてもまったく快適で、お尻を気にすることもないのはとてもありがたい。
欠点は重量が重たいこと、ブランド品は価格が高いこと、雨などのメンテナンスに気を遣うことだ。まあそれに増しても乗り心地の良さには代えられないのだが。
しかしさすがにカーボンロードなど究極に軽いバイクに革サドルはミスマッチだ。
さらにママチャリ用のサドルも恥ずかしくて付けられない(笑)
オレがこれまでに買った革サドルじゃない普通のプラスティックベースのサドルの中で、なんとか耐えられるレベルのサドルは、VELO plush VL4126という女性向けサドルだけだ。これも長時間座っているとなんとなくむずむずして嫌になってくる。
ちなみにオレは一切レーシングパンツを履かない派。
アップライドな姿勢が好みでどっかりサドルに座って漕ぐため、革サドル以外ではママチャリ用のサドルが一番快適だ。
アビオスくんに現在ついているのはこれ(笑)
これは究極の安楽椅子(笑)
自転車のサドルというより、バイクのモンキーのサドルに近い感覚。とにかく巨大。
雨ザーザー降っている中を延々と走らなければならない日本一周にはオレはこのサドルをアビオスくんにつけて行こうと思っている。
昔ながらの革のみならず、ゲルパッド入りなど様々な製品が星の数ほど市場にあふれているが、それぞれのお尻の形や骨盤の違いなどで、合う合わないがどうしてもあるサドル。
もうこの先サドルを買い求めることはこれまでのようにはないと思うが、はたして10年後とか20年後には、これまでの常識を覆すようなサドルは現れるのだろうか?
楽しみでもあるが、やっぱりサドルは革に限る!なんて言ってる頑固ジジイであるような気もする(笑)(笑)