るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

ちょっとかわいそうなベトナムの女の子たち

前回のブログのつづき‥‥

 

なるほどね。

やっと意味がわかった!

 

大学のインターンシップで一年間職業体験で来日したベトナムの女の子たち‥‥

 

やっと日本に行ける~っと大はしゃぎしてたのが、日本に来てから様子がなんか変だな~って思ってたのだけど‥‥

 

仕事がきついとか厳しいとかで元気ないのかなぁ~って会うまでは思っていたが、どうやらそれだけではなさそうだ。

 

憧れの日本。

これまで一生懸命日本語の勉強もしてきて‥

その夢がやっと実現した!

 

ホーチミンタンソンニャット国際空港から飛行機に乗り、日本の関西国際空港に到着した時には期待で胸を膨らませ、小躍りして喜んだに違いない。

 

空港には迎えの車が来ており、その車に乗せられ直接三重県の山深い一軒温泉宿へ。

昨年の12月中旬のことだ。

クルマの窓越しから生まれて初めて雪を見て大はしゃぎしたそうだ。

 

しかし一週間もしないうちに自分たちが置かれている状況が理解でき絶望へ変わっていった。

 

仕事がきついということではない。

 

憧れの日本が山奥だったことだ(^_^;)

 

回りにはスーパーマーケットもコンビニも一軒もない。

最初は歩いて何かあるか探索したそうだが、徒歩圏内にはまったく何もなく落胆したそうだ。

 

彼女らが住んでいたのはホーチミンCITY。東京と変わらないオシャレなショップもたくさんある大都会だ。

 

要するに彼女らのインターンシップでの仕事場は、徒歩ではどこにも行けない山奥の温泉宿であり、休みであってもどこにも出掛けることの出来ない環境だったのだ。

 

確かに運転免許もクルマもバイクも何もない外国人にとっては、例え休みの日でもどこにもいけず、毎日同じ山ばかり眺めているのは辛かろう。

経営者側からしても慣れない国で何かあったら責任問題にもなるから、行動が制限された環境の方が安心だという考えもあるかもしれない。

 

もちろん、そういう山深い秘境旅館で働く人材も必要であって、一概に仕事自体は批判はできないが、日本にせっかく来たのに、1年間、ただの目の前の山しか見ないで帰国するのはさぞ悔しかろう。

なんて言っても憧れの国だったんだからね(^_^;)

 

今回は足早ではあったが、1時間ちょっと高速を走って京都に連れていってあげた。

 

ひとつくらい思い出を作れてよかったかな~と思っている(^_^;)

 

今働いている旅館は最大10部屋の日本旅館。従業員はボスの他、自分たち2人だけなんだと!( ゚Д゚)

 

一生懸命走り回っているけど、お客さんが多い時など、飯が遅い!とか怒られることも‥(^_^;)

ボスとも言葉による意志疎通が難しく、なかなか人間関係もギクシャクしてるんだって。

もうひとつの原因は方言だ。

標準語しか学習して来なかった彼女らにとって方言はほとんどわからないのだ。

 

いろいろな試練はあるけど、後々いい経験になればいいな(^_^)v

 

あと半年がんばれよーーーー(^_^)v

 


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