るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

誰でも楽しめる自転車のすすめ

身体は鍛えて鍛錬すると信じられないほどのレベルに到達する人がいます。

 

毎日自転車で走っていて、いまだに信じられないのがマラソンの選手です。

私が自転車で普通に漕いで、時速20キロとか下り坂だと時には40キロとか出てるのに、

42.195キロ付近で走行時間を見てみたら2時間18分くらいでした。

ラソンの世界記録はケニアのエリウド・キプチョゲ選手の2時間1分39秒!(*_*)

 

まじ信じられなーーーい??

 

走っている人が自転車より早いなんて・・・・・しかも長距離走だよ(*_*)

 

もちろん自転車競技者や競輪選手もそれはそれはすごいんです。

もう信じられないほどのスピードで走ります。

ツールドフランスなんて死ぬまでに一度この目で見てみたいなぁ~

 

でもね、今日ここで言いたいのはそういう特別な人のことではありません。

 

わたしのようなメタボでまったく身体も鍛えていない、衰えたダメダメなおっさんでも自転車は乗れるし、楽しいものなんだってことをぜひ知っていただきたいのです。

 

最近は休日にもなると、高そうなロードバイクに専用のウエアを着て颯爽と走っている人を多く見かけます。皆さん早く走るスポーツとして自転車に乗っているのですね。

 

それももちろん素晴らしい趣味だと思いますが、今日はまったく違う視点で自転車について考えてみましょう。自転車とはいろいろな乗り方があるのです。

 

弱虫ペダルなどのアニメの影響でケイデンスという言葉がよく知られるようになりました。ケイデンスとは1分間にペダルが何回転しているかという意味で、ケイデンス80rpmと言ったら一分間に80回転しているという意味になります。

 

さきほどのロードバイクに乗ってスピードを出して走る人たちにとってケイデンスはとても重要な指標です。毎分80回転が一番ちょうどいい人にとって、それを常に維持するためにギアが存在します。ちょっと上り坂になってケイデンスが下がってきたらギアを軽くしてケイデンスを維持する・・・みたいに。

それはロード競技としての自転車の乗り方で、速さを追求するための乗り方です。

 

わたしにとって自転車は「旅の道具」なのです。

歩くより楽に、疲れなく遠くまで行けるもの。それがわたしの自転車です。

 

自転車は楽に効率よく旅ができる魔法の「足」なんです。

 

旅の足としての自転車にはケイデンスは必要ありません。考える必要もないです。

 

旅の道具としての自転車の乗り方は、

 

ペダルに足裏がどのくらい圧をかけているかを考えて走る乗り方です

 

ペダルにかかる足裏の圧が少なければ少ないほどベストということです。

 

わかりやすい例で説明します。

ケイデンス0、足裏の圧0(限りなく0に近い状態)

これってどういう状態かわかります?(笑)

 

そうです。下り坂を足を止めて下っている時の状態です。

まさに究極の楽ちん状態(^^)v

これを理想とし、できるだけそれに近い状態で走るようにします。

 

上り坂や向かい風では、どうしても多少は踏み込まないと前に進みません。

従ってペダルに圧をかけなければなりません。

しかし、がむしゃらに踏み込むのではなく、最低限の圧で走る走法です。

当然速度は失速しますがそれでいいんです。圧が強すぎるようになったらギアを落としてできるだけ圧を弱くします。そのためにギアを使います。

速度よりケイデンスより、何よりも足を使わない漕ぎ方を重視します。

 

そうすれば、メタボヘタレおやじのわたしのようなものでも、一日100キロとか楽しく移動できるのです。(もちろん登りばっかりだったり強風の向かい風では無理ですが)

 

まあ、どんなヘタレでも乗っているうちに少しづつ足などに筋肉もついてきますから、日に日にさらに楽に走れるようにもなるものです。継続は力なりですね(^^)v

 

 

スポーツサイクルは特別の人が専用のウエアを着てのみ乗るものではありません。

本来だれでも自由に楽しく乗れる乗り物なのです。

 

だれでも気楽に始められる自転車。あなたもいかがですか~(^^)v

これからの季節、最高に気持ちいいですよ~~~(^^♪