前回のブログでちょっと思ったこと書きたくなっちゃった・・・
オレは日本人って世界一真面目でコツコツ頑張る民族だと思っている。
それは長所と言ってもいい。だって世界中で真似できないレベルだもん。
ひとりふたりならどこの国にもいるけど、一億人の総体がこういう気質を基本的に持つ国ってなかなか無いんじゃない?
少なくてもオレはそういう国を見たことがないのでそう思う。
逆に言えば、真面目なだけとも言える(^^;)
日本の誇るべき事、または物・・・・考えてみる。
一番に思いつくのは・・・・・アニメ。
確かに世界をいろいろ旅してて、日本のアニメの話題で盛り上がることも多い。
だがしかし・・・・
オレが生まれた頃、ポパイとかマイティーハーキュリーとか、チキチキマシン猛レースとか、スーパースリーとか海を越えてやってきたアニメがたくさん放映されていた。
良く知らないけどディズニーアニメって1937年に世界初のカラーアニメ映画を作って放映しているんだって。まだテレビが普及する前だねぇ!!
映画もアニメーションも、それそのものの発明というか発想はもともと日本発ではない。
もちろんコンテンツとしては鉄腕アトムとかジャングル大帝レオとか、数々の名作を生みだし、現在はジブリも含めアニメと言ったら日本という素晴らしい評価を世界中から頂いているのはとてもうれしいし誇れるけれどね。
日本人はラーメンはもともと中国伝来の食べ物って思っている人が多い。
しかし中国人は、拉麺という料理は中国に存在せず、拉麵と言えば日本のラーメンをイメージするのだとか。拉麺=日本って思っているんだと。
でもラーメンという料理の初期発想は日本人には無かったとオレは思う。中華料理の麺料理を見て、今のラーメンが存在するんじゃないかな。
現に我々はラーメンを中華そばって言うしね(笑)
そう考えると性能のよい自動車を作るけどもともとはパクリ。カメラも電化製品も工業製品はすべてパクリ。洋服もウォシュレットトイレもぜんぶパクリ。
パクリというと悪いイメージだけど、日本人は少なくてもリスペクトはしている。
その上で負けないものを作りたいって思ってる。
どんなに精密で正確で複雑な機械式時計をセイコーが作れたとしても、やっぱりその高みにはスイスの歴史ある時計があって逆転はできない。だってもともと彼らが発明し発展させきたのだから。
セイコーはパテックにはなれないのだ。
日本人のすごい所は初期発想力はないけれど、本気でそれをとことんまで掘り下げてもっと良くしようとどこまでも努力するところだろう。
刀はどんなに時が経っても刀でしかないけど、まあ何百年とそれをより良いモノにしようと素材の鉄から焼き入れやら温度とか様々なことをずーーとずーーと繰り返し探求し続けることで、西洋のソードとは比べ物にならない唯一無二の刃物に成長した。
そういう姿勢で物事に臨むことは明らかに長けているんだね。
日本刀がどんなに優れていても、せいぜい包丁にそのノウハウをフィードバックするくらいなんだけどさ・・・・(^^;)
何が言いたいのかというと、人間には得手不得手があるように日本人も得意なことと不得意のことがあるんだな~って思ったってこと。
ちょっと寂しい部分もあるけど、このくそ真面目に頑張れる能力は誇っていいと思う。
さらに西洋の発想力には憧れとリスペクトする素直な気持ちも大切だと思う。
この先どうなっていくのだろう日本人。