時代は変わった。
昔、市販のロードレーサーのタイヤはほとんどチューブラーだった。
そして今、クリンチャーの性能も良くなったため、市販のバイクについているタイヤはほぼ100%クリンチャーになった。
オレはなぜチューブラーを使うのか?
それは変態だからだ(笑)(笑)
ちょっと違うが、今時のクルマはほぼ99%オートマチックだと思うが、あえて5速マニュアルを選ぶ人って・・・・やっぱり変態でしょ(笑)(笑)
そんな感じ。
傾奇者。ちょっと江戸っ子の粋も入っているかな(笑)
自転車のタイヤでは実はチューブラーが一番歴史が古いのだ。
今時、接着剤(リムセメントと言う)でタイヤを接着するなんてねぇ・・・(^^;)
しかも、パンクしたらタイヤそのものを替えなければならないので、常に予備のタイヤを持ち歩かなければならない。
パンクしたらたとえ新品であってもそのタイヤは捨てる。(厳密には修理もできないこともないがとても大変なのでオレはしない)
考えただけでも現代にマッチしていないよね(^^;)
昔のヨーロッパのレースの写真を見ると、タイヤを八の字にして腕に通してたすき掛けにして走ってた(笑) そんな時代もあったのだ。
1930年代くらいのツールドフランスだろうか。貴重な写真だ。
レースではいまだにチューブラーが使われることも多いが、ホビーでわざわざ使うヤツはあまりいない。
でもね。やっぱり面白いんですよ。
まず乗り心地がとてもいいのだ。空気を高圧に入れているのに当りがソフト。
あとリムが軽量だからとても軽く漕げる。これも独特の味だ。
誰も使わないからいくらでも安い中古が手に入る。
このチューブラーホイールはヤフオクで3500円で買ったもの。アラヤのリムにハブはシマノ105だ。
リムの重量は350gしかない。それにチューブも含めて300g以下のタイヤを付けた。
タイヤはビットリアSTRADA一本2600円だ(一番安いやつ)
道楽と言えば道楽だけど、クルマのアルミホイルとタイヤ買うよりぜんぜん安いでしょwwww
実はパンクした時のタイヤ交換はクリンチャーよりぜんぜん楽で速い。
ビリっと剝がしてパコっとはめて空気を入れるだけ。超簡単だ。タイヤ交換した後はダウンヒルなど攻めたりできないけど、とりあえず自転車にのって先に進むことはできる。あとでゆっくりリムセメントで接着すればいい。
自転車歴45年。これまでに走っててパンクしたことは一回しかない。
仙台から千葉まで自転車で旅していたとき、山形県の山坂道でパンクした。
それ一回だけ。
それほどパンクのことばかり考える必要もない。パンクしたらタイヤを替えればいいだけのことだから。
そう考えると今でもチューブラーで遊ぶと楽しいんだよ(^^♪
あなたも変態の仲間入りしませんか~~(笑)(笑)