るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

続 GO TO キャンペーン

朝からテレビをつけると、いよいよ来週からスタートするGo To トラベルのキャンペーンについての話題ばかりだ。

政治家や各知事の意見、観光業界の声、国民の声・・・

これほどバラバラなことも珍しい(笑)

知事の意見は、民の安全と経済の両輪からの悩みがある。

感染拡大を最も恐れる知事は時期尚早と答え、経済を最優先する知事は賛成の立場をとる。(政治家は多かれ少なかれ経済界とのつながりはある)

観光業界は当然おおよそ推進の立場だ。

今現在仕事ゼロとか、ほとんど収入がない状況が続いている観光業にとって、背に腹は代えられないという切羽詰まった気持ちであることは理解できる。このキャンペーンを皮切りにV字回復したいと切望するのは当然だと思う。

 

政治家でも観光業界でもないその他一般人は、お得に旅行に行けるこのキャンペーンを活用したいと思っている人も多いだろう。それでなくても旅行はずっと控えてうっぷんが溜まっている。海外はまだまだ行けそうもないし、インバウンドもない今、国内旅行のニーズは一定数ある。

ただし、首都圏の人はこの時期に地方に旅行に行くのは万一自分が陽性だったらと考えると躊躇してしまうし、地方の人も東京など感染拡大エリアに行くのは怖いとも思うだろう。それぞれの立場でそれぞれの意見があるのは当然だ。

 

さてさて、どうなるんだろう・・・・・

いくらお客が来てほしいと切望していても、宿泊施設で万一陽性者が出たら暫く営業ができなくなるだろうし、コロナ発生のうわさが立てば下手すると倒産もあり得る。

そんなことはきっと誰もわかっているだろう。

もうこれはまさにロシアンルーレットなのだ。犠牲者が出ることはわかっているが、自分じゃなければいいと。それほど切羽詰まっているということである。

 

まあ、オレ個人は時期尚早に清き一票だが(笑)

 

職業とはすべてが平等ではない。ローリスクローリターンもあれば、ハイリスクハイリターンもある。食品関係などは安定したグループであり、水商売や旅行業界などはいざとなったら生きるための優先順位から言えば最初にコストカット可能な分類だ。

水商売も旅行も基本的な衣食住には含まれていないのだから当然だ。

そういうことも踏まえて日ごろから利益率も高めてあるわけだから、いざ有事になったらすぐ国に補償しろと言うのは情けないことだ。リスクマネージメントが弱すぎる。

せめて一年くらい食い繋ぐなり、新規事業を開発するなりしなければならない。

 

昨日、千葉県知事の森田健作氏がめずらしくテレビに出演していた。

千葉県の感染者の約7割が東京隣接地域に集中しているそうだ。

そしてGo To キャンペーンは県民はぜひ千葉県内で旅行してほしいと訴えていた。

千葉県の都市部から郡部に感染を広げることは同じ県内だからいいんだ?(笑)

 

ほんと、誰もかれも自分の立場でしか物事を考えられない人ばかりだ!

日本人は和を大切にする民族と思われているけど、実際の腹の中はかなり自己中なのかもしれないなぁ・・・・

 

他愛もない戯言でした!