一時期より、ずいぶんとコロナ陽性者も減ってきた。
多くの県でも非常事態宣言が解除され、首都圏ももうすぐ解除できそうな希望がでてきた。
しかし、世界に目を向けてみると、依然衰えを見せず猛威を振るっている。
イタリアやスペインからアメリカに飛び火し、今はロシアやイギリス、中東、インド、ブラジルなど、国を変えてどんどん感染が拡大している。
依然グラフの角度はほとんど変わらず、勢いを保ったままだ。
1~2日に約1万人がコロナのせいで亡くなっているのだそうだ・・(^^;)
すでに32万人以上亡くなり、今も尚衰えていないのだから、まだまだ終息とは言うにはほど遠い状況だ。
そんな中、世界のメディアが日本についてなんとも奇妙な評価をしている。
「日本のコロナ対策、奇妙に成功」
なんだそれ?(^^;)
つまり、日本のコロナによる死亡率は圧倒的に少ない。
そのことは事実であるから、各国認めざるを得ない。
しかし、日本がとってきた対策は他の国々からみたら、まるで甘く緩い。
これで結果がさんざんであれば、ほらみたことか!と叩きたいところだが、結果があまりにも秀逸なので、混乱して血迷ってしまっているのだ(笑)
外出制限も緩い。緊急事態宣言が発令されても、日本政府は自宅待機を強制したり、企業や店舗に閉鎖命令を発令したりすることはできない。
これは第2次大戦後に(アメリカが草案を作成して)制定された憲法で、他の国より国家権力が制限されているからだ。
もちろん結果オーライだ。死者が少ないことは多いよりいいに決まっている。
しかし、正直いろいろな意見がネットで聞かれるが、いまいちなるほど~と納得できる理由が見つからない。奇妙に成功か・・・たしかに何故なんだろう?
じゃあ、今回多くの人がコロナで犠牲になった国々が、日本と同じ対策をしたら、死者は減ったのか?と言われたら、そうはならないと思うし・・・・
なるほど~そうだったのか~という明確な理由がないとなんかモンモンとしてしまう。
それは世界のメディアもそんな気持ちなんだろうな~~