ヨーロッパの風景も最初はギャーギャー喜んでいたが、一か月も過ぎると見慣れてきてしまい、それほどギャーギャー言わなくなってきた(笑)
チェルノフツィは小さな街。あのチェルノブイリとはまったく近くもない別物。
ルーマニアの首都ブカレストからウクライナのリヴィウに行くルートの一つとして、ルーマニアのブカレスト→スチャバ(鉄道)、スチャバ→ウクライナのチェルノフツィ(バス)、そしてチェルノフツィ→リヴィウ(鉄道)というルートが存在するので、今回はそのルートを選択したことで、必然的にチェルノフツィに滞在することになった。
しかしチェルノフツィの情報はネットを見てもあまり多くない。興味のない人にはほんとつまらない記事だと思うが、行く計画をしている人は、できるだけ新しい情報が少しでも欲しいものだ。正直、実質二日ほとんど観光もせず、スーパーに買い物に行った際にちょっと散歩した程度なのでまともな情報ではないかもしれないが、あくまでも主観的な報告と思ってほしい。
道路が石畳が多く坂も多い。その石畳も結構荒れている。車が走ってくると石畳とタイヤの摩擦でゴーゴーと大きな音がする。もしかしたら、真冬の極寒の時期には道路がスパイク道路にでもなるのだろうか!ロシアの車、ラーダもちらほら見かける。
いろいろなバスやトロリーなど走っているが、みな骨とう品のようだ(^^;) でもオレはこういう風景嫌いじゃない。でも実際バスなどにのってみるとびっくりするほど揺れる。道の悪さ、車のぼろさ、そしてドライバーの乱暴運転(笑)
Tシャツに半ズボン・・ラフな運転手・・(^^;) あ!でもオレはこういうの嫌いじゃない。世の中どちらかと言えばゆるい方に進んでいる。ゆるキャラとか(笑)
街はそれほど綺麗じゃない。ごく普通の小さな街で、こういう工事中というよりかなりほったらかされたままの道路がところどころにある。
それほど観光名所が沢山あるような街ではない。しかしルーマニアから来たらその圧倒的な物価の安さは天国のようだ。1か月のプリペイドSIMカードも380円だったし、バスは一回12円~20円くらい。食べ物もハンバーガーとコーラのセットでも200円ちょっとで食べられる。今泊まっているドミトリーも一泊500円ちょっとだが、今まで泊まったどこよりも清潔で綺麗なドミだ。しかも9人部屋だが宿泊客はオレ一人~♪
ピカピカのキッチンもあり、食器類や冷蔵庫、電子レンジ、電気ポットもある。ここでスーパーで買ってきた食材で料理すれば安上がりだし美味しいし最高だ。
ウクライナのチェルノフツィは、マジにタイ、ベトナム並みに安価で長期滞在ができることが証明された。ただこの街に長期滞在するほどの魅力があるかということが一番の問題だ。あまりネットでも新しい情報がなかったのだが、ここにあるチェルノフツィ大学は実はユネスコ世界遺産になっている貴重な建物だ。歩いても近いのでここは行ってみた。大学の正門があり、右手に通用門があるが、その門を入ると守衛さんみたいな人がいて見学のためにそこでお金を払う。20フリヴニャ(100円弱)。カードはウクライナ発行のカードだけしかダメだとのこと。現金で払えれば問題ないけど、それじゃカードの意味ないじゃん・・(笑)
こんなかっこいい建物の大学で勉強してる学生はいいな~~♪
大学の敷地内にあるチャーチや庭などを見学する。大学は実際に大学生が勉強や研究しているので、そっちの中までは入ってはいけないみたいだけど、何も案内がないのでずかずかと入ってしまったら、学生にここはだめなんですよ~って言われてしまった(^^;)
まあ、チェルノフツィに来たらこの世界遺産は見ても損はないかも。100円だしね(笑)
明日はいよいよウクライナの本来の目的地、リヴィウに移動する。
おやすみなさい~zzz