これまでいろいろと海外旅行はしてきたが、実は陸路で国境を超えたことがない(^^;)。今回がはじめてだ。といってもここヨーロッパはシェンゲン協定といって、それぞれの国の行き来を自由にする協定があるので主要国はまったくフリーパスだ。パリからスペインのバルセロナ、そしてハンガリーのブダペストに飛行機で到着した時、いきなりそのまま外に出られたのはなんか不思議な感覚だった。しかし今度のセルビアはシェンゲン協定非加盟国なため一応国境審査が存在する。
さよなら~ブダペスト。ほんといい街だった。ハンガリーはまた来たい。できたら次は地方都市にも行ってみたい。宿をチェックアウトし、トラムの窓から惜しまれる景色を眺めながら、ネプリゲートにあるバスターミナルへ向かう。
バスは12時定刻通りに出発した。東南アジアのバスはめちゃめちゃ揺れるので酔ってしまいそうになるが、さすがヨーロッパ。とてもフラットであまり揺れない。乗り心地がいいのでそのまま眠りについてしまった。そして約3時間で国境に。全員パスポートを持ってバスから降ろされる。
一応何も質問もないが出国のスタンプを押してもらう。そしてまたバスへ。ちょっと走るとまたパスポートを持って外に降ろされる。今度はセルビア側の入国だ。ここでも何も質問も会話もないが、オレの日本のパスポートを見て、笑顔でこんにちは~と日本語で言ってくれた♪ サービス精神最高なセルビアのおっさんありがとう~♪
一応陸路はこのようにゲートになっていてそれぞれの車などは一度チェックを受けてから入国する。これでハンガリーからセルビアに入ったことになる。日本は島国だからなんだかこういうのって楽しい(笑) あと約3時間もすればセルビアの首都ベオグラードだ。