海外で外国人と友達になり
仕事は何やっているの?と聞かれ、
リタイアしましたと答えると、
必ず「congratulations! I envy you」
と言われます。
外国人にとってリタイアは、人生の成功者という見方があるようです。
もっとも私のような貧乏リタイアではなく、富を築きあげた人、大金持ちというイメージでしょうか。
まあ少なくても、おめでとうと祝福してくれます。
日本で仕事何やってるんですか?と聞かれ、無職ですと答えると、とても大変です(笑)
そのあとの会話がぎくしゃくしたり、
まだ働ける歳なのに??
何か問題がある人?
変人?
みたいな顔をされます(笑)
いつからそうなったんでしょうか?
昭和の頃には、60歳で定年退職すると長いことお疲れ様でしたなどと祝福され、その後のんびりと余生を過ごされているご年配者が普通に沢山いらっしゃいました。
わずか数十年の間にずいぶんと考え方は変わるものですね。
ご存知のように日本は少子高齢化が大変深刻な状況になっています。
人類が過去に経験してきたすべての戦争、疫病、大災害など比較にならないレベルで日本人の数は猛烈に減少していきます。
歳とっても働けるうちは働きましょう!
これが今の日本のスタンダードです。
もう一つ、
働かないと将来の年金だけでは厳しいですよ!
これも脅しのごとく脳に刷り込まれています。
今後も日本経済を衰退させないためには、老いても働き、稼いだお金でたくさん消費してもらわないと困るという訳です。
商品は売れ、GDPは増加し、株価も上がり、当然税収もアップ。
それが永遠に右肩上がりに推移しなければなりません。
誰かによって、何かのためにマインドコントロールされている?と思いません?
ちょっと話が脱線してしまいましたが、あまりに日本と海外のリタイアに対するイメージが違うのでぼやかせて頂きました。(笑)